耐震化アドバイザー協議会

耐震の重要性

◎木造住宅の耐震化の重要性について
■南海トラフ巨大地震  
南海トラフは日本列島の駿河湾から九州沖に伸びる海溝で、日本が位置するユーラシアプレートの下に海洋プレートのフィリピン海プレートが南側から年間数㎝の割合で沈み込んでいる場所です。
 この沈み込みに伴い、2つのプレートの境界にはひづみが蓄積されており、これが限界に達した時、ユーラシアプレートが跳ね上がり、海溝型地震が発生します。
これを南海トラフ地震と呼びます。
 過去の歴史を見ると、南海トラフでは約100~200年の間隔でM8クラスの地震が繰り返し起こっています。
 安政東海地震からすでに160年以上が経過し、 昭和東南海・昭和南海地震が起きてから70年以上が経過しています。
  南海トラフ地震の発生する恐れは、M8クラスが30年以内に70%~80% の確率と予測されています。

■なぜ耐震化が重要なのか?
①過去からの教訓 「死亡原因の84%は圧死」
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災における人的被害は死者約6400人家屋の被害は全壊約10万5千棟、半壊約14万4千棟にものぼり、亡くなった方の84%が家屋の倒壊などによる圧死であったといわれています。
②建築年度による被害状況
建築基準法の耐震基準が1981年に改正され、これにより建物被害の度合いが大きく変わりました。

 

「生命の安全」と「発災後の生活」を守るために我が家の耐震化が重要です。

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